理念を削りました
来たる10月1日、29期の始まりとともに、会社の理念を変えます。 これまでの理念は、こうでした。 「全従...
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私はいま、3つの組織のトップを務めています。
会社の社長。
銀座男声合唱団の団長。
縁活倶楽部の会長。
種類も、集まる人も、まるで違います。
それでも、不思議なことに気づきました。
どの組織にいっても、人は2つに分かれるのです。
自分最適の人か、全体最適の人か。
すぐに、わかる
自分最適の人は、いつも「自分がどうか」で動きます。
自分が得か。自分が損か。自分がどう見られるか。
判断の中心に、いつも自分がいます。
全体最適の人は、「全体がどうか」で動きます。
みんなが良くなるか。場が良くなるか。次に繋がるか。
判断の中心に、自分以外のものを置ける人です。
不思議なもので、すぐにわかります。
ひと言、ふた言、言葉を交わせば、その人がどちらの物差しで生きているかが見えてくる。
長く組織を預かっていると、この目だけは、嫌でも肥えてきます。
利他とは、全体最適のこと
私は、利他という言葉をこう捉えています。
利他とは、全体最適のことだ、と。
きれいごとを言いたいのではありません。
これは、30年近く商売をやってきた実感です。
自分のことしか考えない人の周りからは、少しずつ人が離れていきます。
逆に、全体を考えられる人の周りには、気づけば人が集まっている。
そして、その人が困ったときには、誰かが手を差し伸べる。
全体最適は、めぐりめぐって、その人自身を助けるのです。
情けは人のためならず、とは、よく言ったものです。
では、自分はどうなのか
ここまで書いて、私は立ち止まります。
人のことは、よく見えます。
あの人は自分最適だ、この人は全体最適だ、と。
でも、いちばん大事な問いは、これです。
「では、お前はどうなんだ」
3つの組織のトップを預かる私自身が、全体最適で動けているのか。
自分の見栄や、自分の都合を、どこかで優先していないか。
正直に言えば、胸を張れないときもあります。
人間ですから、自分がかわいい。
気を抜けば、判断の真ん中に、すぐ自分が座り込んでくる。
だからこそ、問い続けるのです。
この判断は、全体のためか。それとも、自分のためか。
トップとは、答えを出す人ではなく、この問いを持ち続ける人なのだと思います。
さて、今日の私の判断は、どちらだったでしょうか。
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株式会社店舗ドック代表取締役
1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。
卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。
最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。
しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。
多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。
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