フィジカルもメンタルも切り換えで自己管理

株式会社店舗ドックは「果てしなく続く緊急メンテナンスをゼロにする」会社です。
わが社のホームページの冒頭にもこのように掲げてあります。
店舗を人として考えるならば、人と同じにドックに入れて健康管理、未病のうちに対策をして、入院や手術の必要のないようにしてあげたい。
そんな気持ちでお客様の大切な店舗に関わらせていただいている僕たちですが、自分自身のメンテナンスはどうなっているのか、という話です。


僕たちが心身の不調で思うように仕事ができなくなったら、店舗ドックも順調に回らなくなります。
店舗の健康はまず僕たち株式会社店舗ドックのみんなの健康から。
今回のブログでは、僕の心身の健康管理についてお話しし、社員たちにもシェアしようと思います。


先日、SNSを開いたら、10年前の僕のボクシングトレーニングの動画が上がってきました。
いま見ると、だいぶ動きがおぼつかないのですが、動画のなかの僕は高橋良輔チャンピオンが構えるミットに真剣に打ち込んでいます。
思わず、おお、がんばれ博、と応援してしまいました。


僕がボクシングを始めたのは、経営コンサルタントの長山宏さんが創設した「健全な闘争心プログラム」の実験的一期生としてでした。
40代から格闘技、それももっともストイックといえるボクシングを始めて、ものになるものなのだろうか、それ以前にトレーニングに体がついていけるのだろうか、と不安もありました。


しかし、高橋チャンピオンとジムのコーチの素晴らしい導きによって、もう12年ほど続けさせていただいています。
40代から50代への時間のなかで、衰えの反対の曲線をたどって上達するという奇跡。
自分ながらに、人間の体の可能性を感じています。


ボクシングトレーニングの効果が及ぶのは体だけではありません。
とくにボクシングは、心のメンテナンスに最適なスポーツだと思います。
ボクシングのトレーニングで闘っている相手は自分自身です。
詳しくいえば、自分が受けているストレスや、期待される重責と、それに応えられるのだろうかという不安。
まさしく自分のシャドウと打ち合う時間なのです。


頭でストレスと闘おうとすると、もっと疲れてしまいます。
もう考えるのをやめて寝よう、休もう、と思っても、寝られないし、休めない。
横になっても、目をつむっても、余計に考えてしまうのです。
こういう疲れへの対処は「切り換え」しかありません。


映画を見る、落語や漫才で笑う、女性ならショッピングやアフターヌーンティーなどのご褒美系でしょうか。
自分にとってもっとも効果のある「切り換え」を用意しておくのが社会人の嗜み。
僕は断然、体を動かすことです。
腕の力を抜きたかったら脚に力を入れたらいい、というように、頭に入りすぎている力を体に使わせるのです。


医師で登山家のある人は、多忙にも関わらず登山する理由を聞かれて「積極的休養です」と答えたそうです。
『ミッション:インポッシブル2』の主人公イーサン・ホークも、休暇には一人で切り立った崖を登っていました。
僕も疲れたら休むよりボクシングトレーニングにいくことを選ぶ積極的休養派。
もちろん疲れていなくてもトレーニングには通っていますが。


経営上の判断で悩んだり、会社の内外の課題を解決しようとあれこれ考えたりすることは、社長の僕には避けられません。
それが社長の仕事ですから。
社員には見えないところでストレスや緊張を抱えることもしばしばです。
そんな悩みごと、考えごと、プレッシャーが心まで侵食することを防ぐために、体を動かしてエネルギーの切り換えをしているわけです。


また、人に好かれることは、別の人には嫌われることとセットです。
誰にでもファンがいて、アンチがいる。
僕は、アンチって、それほど僕のことを気にしているやつなんだな、と思うことにしています。
気にさせている時点で僕の勝ちですよ。
これも切り換え、ズームチェンジですね。


株式会社店舗ドックの社長、縁活倶楽部の会長、銀座男声合唱団の団長。
いま僕は三つの「長」を務めていますが、この立場で「全員に好かれる」なんて不可能です。
嫌われても構わないし、僕を嫌っている社員や会員、団員をそのことで判断するのは誤りです。
「好かれたい、嫌われたくない」を「嫌われても普通、嫌われても大丈夫」に切り換えることで、「長」としての大事な任務が果たせます。


「長」以外の立場でも、好かれたり嫌われたりするのは当然だな、自分にも好きな人と嫌いな人がいるもんな、と自己対話して切り換えたら、かなり楽になるのではないでしょうか。


3月に入りましたが、気温はまだ安定していなくて風邪引きも多いようです。
春先はメンタルにくることもありますね。
心身の調子を自己管理して、本格的な春の訪れに備えてください。
ボクシングトレーニングへの参加者は常時募集中です。


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髙倉 博

株式会社店舗ドック代表取締役

1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。

卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。

最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。

しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。

多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。


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