僕の自己肯定苦手克服物語  ②出版と社名変更

2025年最後の月のブログでは、自己肯定がいちばんの苦手だった僕が、内面的かつ現実的な努力を重ねてついにその苦手を克服した経緯を連載しています。
今年はその努力が結実して表に出るタイミングでもありました。


もちろん準備は前々から進めていましたが、形になったのがこの秋だったのです。
まず9月24日には、初めての著書『みにくいアヒルの子から白鳥へ 本当の自分を生きる』をパブフルより出版しました。
おかげさまで12月10日現在、Amazonの売れ筋ランキング、エコロジー部門で80位を獲得しています。
7人の方がレビューを投稿してくださっていますが、全員が星5つをくださいました。
デビュー作にしてこのようなお褒めの言葉をいただき、大変光栄に思っております。
ありがとうございます。

https://amzn.asia/d/hOHkXMz


また、リアルでお付き合いのある方からは直接感想を送っていただき、感謝しています。
同じ書き物でも、ブログについては「読んでるよ」と声をかけていただくところ、本では、どこがよかった、自分はこう感じた、と具体的な言葉をいただきます。
本を「まとめる」といいますが、まさに、本という形にまとめ上げたときに、初めて読者に伝わるものがあるのだなあと実感しました。


お世話になった方に実際にお会いしたときに本をお渡しすると、サインを求めてくださるのが面映くも内心誇らしく、著者の気分を味合わせていただいています。
僕自身本が好きで、本を通じて一定期間勉強してきました。
その自分が本を書き、出版して、著者の側に回ったということは、大きなシフトチェンジでした。
しかし、実感としては「やったぞ」と意気が上がるというよりは、「本を出して楽になった」という安堵感が上回っていたのです。


これまでの人生、よかったこともあったけど、くじけたこともあった。
いいときばかりではなかった。
僕ってこんな人間なんです、と洗いざらい書きつくしました。
本を通じて徹底的な自己開示ができたことが、根本からの自己肯定につながったのだと思います。
楽になったのはその証拠でしょう。


新聞社で記者として長くお仕事された方や編集者といった文章のプロフェッショナルの方々にも、恥ずかしい気持ちはありましたが、これまでお世話になったことへの感謝を込めて献本しました。
その方々にも「共感したよ」「よく書けていたね」と褒めていただき、ほんとうにうれしく思いました。


出版から1週間後、10月1日には社名を「株式会社 店舗ドック」に変更。
創業28年めの大きな変革に対し、社外の仲間やお客様方の受け止めは、
「やっとやるんだね」
という、温かいものでした。
僕自身、一大決心をして行った社名変更で、周りにどのように受け止められるか、不安があったのですが、案ずるより産むが易し、とはこのことだと思いました。


建築関係の企業を中心とした交流会である「縁活倶楽部」の会長になって6年め。
50社100人にまで拡大した会員たちが「株式会社 店舗ドック」を認めてくれたことはありがたく、心強く感じています。
「店舗ドック」は、お客様から店舗の予防メンテナンスをまるごとお預かりしますが、これは「縁活倶楽部」に集う100人の専門家あってこそのサービスです。


また、彼らが、それぞれに独立した企業であるからこそ、独立系の予防メンテナンスをお客様に提供できます。
株式会社店舗ドックは、予防メンテナンスを実施する箇所ごとに各社を斡旋して、通行料をいただくことになりますが、彼らは「髙倉さんでなければ考えられない」といってくれます。
通行料は喜んで、という意味で、ほんとうにありがたいことです。


商売という一般的にはドロドロした世界のなかで、お客様が気持ちよく任せてくださり、仲間が気持ちよく請け負ってくれて、お金が清々しく循環する。
理想は現実化できるんだ、と僕自身が証明できていればなによりです。


仕事では信用信頼が大前提となりますが、信用してください、信頼してください、といくらお願いしても、信用信頼されるものではありません。
相手が信じるのは、こちらの「実」だからです。
では、その「実」をつくる根本はなにか、といったら、僕は自己肯定だと思います。
自分で自分を否定しているのに、相手に自分のいっていることはほんとうだから信じてくれとはいえません。


「株式会社店舗ドック」への社名変更がお客様や仲間にスムーズに受け容れられたのも、「それで、これからなにをするの」と興味関心を持ってもらえるのも、全面協力を約束してもらえるのも、僕自身の内側で自己肯定ができていたからだと思います。
お客様が受け容れてくださったから自己肯定ができる、仲間が協力してくれるから自己肯定ができる、という順番ではないのです。


まだなにもできていないとしか思えない自分を肯定するのは、最初のうちは難しいと思います。
僕も長年そのレベルにいました。
でも、そんな自分自身をまるごと認めることが自己肯定です。
僕はそれに気づいて、自己開示を恐れなくなり、本を出版することもできました。
どうかあなたも、いまの自分自身をそのまま肯定して、スタートを切ってください。


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髙倉 博

株式会社店舗ドック代表取締役

1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。

卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。

最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。

しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。

多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。


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