株式会社店舗ドックの社員に僕が求めるもの ①共感共鳴
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11月11日、銀座男声合唱団のディナーコンサートを「俺のフレンチ グランメゾン 大手町」で開催しました。
おかげさまで告知の前から満席となり、三代目団長としての初めての務めを無事果たすことができました。
ご来場くださった方々に心より感謝いたします。
銀座男声合唱団を創設したのは初代団長の坂本孝さん。
二代目団長は馬渕泰太郎さんでした。
お二人とも僕には雲の上の人ともいうべき憧れの経営者です。
そんな方々の後を引き継ぐ三代目団長を拝命して、当初は「僕ごときが」の思いがありました。
しかし、いまはそれより大きな使命と責任を感じています。
「世界を心のハーモニーで満たす」の理念のもとに、最高の仲間とともに全力で頑張る所存です。
ここで少し会社経営の話をします。
いま、組織の新しい理想の形とされているのが「ティール組織」です。
ティール組織とは、社長や上司が監督や干渉をしなくても、社員一人一人が主体的に動いて推進できている組織のことを指します。
従来の組織では、管理職が部下を統制する「ヒエラルキー(階層的構造)」によって組織が成り立っていましたが、ティール組織ではヒエラルキーによる管理手法と否定しています。
銀座男声合唱団の設立からいままでを見てきて、もしかすると、僕たちはティール組織が作れるのではないだろうか、と考えています。
すでにその基礎はできているとも思います。
初代団長坂本さんと二代目団長馬渕さんはリーダーとして対照的な方々でした。
カリスマティックにメンバーを引っ張っていく坂本さんと、いちばん後ろからみんなを包み込むようにまとめていく馬渕さん。
しかし、お二人とも団員の自主性を重んじ、主体的に動けるように見守ってくださるところは同じでした。
我の強い経営者集団である僕たちがここまでやってこられたのはそのおかげです。
僕は三代目団長として、お二人が築いてくださった礎の上に、銀座男声合唱団をティール組織として確立させたいと思います。
メンバーは40代から70代までで、僕と同世代の50代が中心となっています。
僕が団長になったことで「意見がいいやすい」「髙倉でよかった」「髙倉だったら全力で応援するよ」などなど、ありがたい言葉をたくさんもらいました。
銀座男声合唱団に入るまでの僕の音楽経験といったら、学生時代の音楽の授業とカラオケくらいのものです。
楽譜は読めませんでしたし、声の出しかたも音の取りかたもなにもわかっていませんでした。
なんせ、経営コンサルタントの長山宏さんにいわれるまま、坂本孝さんのお近づきを得られるならば、と入団して、自分に合唱ができるかどうかは考えていなかったのですから。
なかには合唱経験のある頼もしい団員もいますが、僕のように音楽スキルを持たない人間が団長になったことは、ティール組織を作る上でプラスに働くのではないかと思います。
音楽上のことは僕にはわからないから君に任せるよ、と嘘なくいうことができますから。
事務方についても、僕自身に事務局の経験があるからこそ、いまの事務局に任せられます。
そもそもが経営者の集まりなので、団員それぞれに「ああしたい」「こうしたい」という思いがあるわけです。
普段から主体的に動くことを当たり前にしている人たちを、トップダウンで管理しようというのはもったいないことです。
「僕だったらこうする」「僕はこうしたい」と、おおいに意見をいって欲しいし、みんながそんなふうにいいあえる場を作るのが僕の務めだと思います。
「世界を心のハーモニーで満たす」という銀座男声合唱団の理念から外れてさえいなければ、どんなことでもオールオッケーなのです。
前回のカーネギーホールでのコンサートでは、僕はアンサンブルを組んで「いとしのエリー」のソロパートを歌いました。
これからもメンバーにアンサンブルでの活動を推奨したいのですが、僕自身のこのアンサンブルについては一旦解散しました。
いろいろな人とアンサンブルを組むことで技術を向上させながら、親交を深めることができるからです。
それは必ず銀座男声合唱団全体の実力アップと、よりよい人間関係の構築に貢献することでしょう。
じつは僕自身は団長に就任してすごく楽になりました。
事務局長時代は、あちこちに「どうしますか」「どうされますか」と聞いて、対策や予定をこまごまと立てなければなりませんでしたが、いまはみんながしてくれるのを見守って受け取ればいいので。
広報部も立ち上がり、銀座男声合唱団をブランディングしていきましょう、と意気込んでくれています。
海外公演もしたいね、韓国、モスクワ、台湾、と夢は広がります。
僕は団長として文化人枠でご挨拶をすることになるでしょう。
違う景色が見えてきますね。
いまからとても楽しみです。
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株式会社店舗ドック代表取締役
1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。
卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。
最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。
しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。
多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。
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