新しいブログから新しい社名【店舗ドック】社長としてご挨拶します、髙倉博です。

私どもは2025年10月1日第28期のスタートにあたり、
社名を「株式会社 レガーロ」から「株式会社 店舗ドック」に変更いたしました。
社長以下社員スタッフの顔ぶれは変わらず、所在地もそのままですが、会社としては大きく生まれ変わります。
お客様方にはこれまでのご愛顧に深く感謝いたしますとともに、株式会社 店舗ドックと髙倉博を、どうぞよろしくお引き立てくださいますよう心よりお願いいたします。


会社は引っ越していませんが、ブログは引っ越し、総タイトルも
「店舗ドック社長 高倉博の快適創造日記」と変わりました。
引き続きご愛読いただけるよう努めてまいりますので、株式会社店舗ドック同様、本ブログもよろしくお願いいたします。


これまで期が新しくなる節目ごとに前期の総括と今期の展望をお伝えしてきました。
今回はとくにビッグな節目となり、自分にとっても創業以来最大といっていいほどのジャンプだと感じています。
社名変更の経緯についてご説明する前に、27期の総括をしたいと思います。


27期は、お客様方のおかげさまにより26期より伸ばしていただけましたが、僕自身のなかでは「思ったほどは伸びなかった」というのが正直な感想です。
理由は明確でした。


27期の始めごろ、つまり去年のいまごろには僕たちは
「『看板ドック』をどんどん売るぞ」と意気を上げていました。
しかし、秋から冬になって年が明けて「店舗ドック」の概要を発表、春先からは「店舗ドック」を形にすることに注力しました。


「店舗ドック」は「看板ドック」の延長にあると当初は思いましたが、実際は「店舗ドック」は「看板ドック」からの拡大でした。
物理的に見て看板から店舗全体への拡大であり、看板本体を扱い看板のメンテナンスを行う会社から店舗全体のメンテナンスに携わる会社への拡大だったのです。
現実的な話をするならば、「店舗ドック」をやれば看板はいくらでも取れるということがわかりました。


そして、「店舗ドック」の本格的なリリースに先立ち、業務分析定例会の開催のお声かけをしたところ、5社のお客様が参加してくださいました。
うち2社のお客様のところでは、お困りごとの問診から「店舗ドック」で行うメインテナンスを受けていただき、長年の課題が解決しました。
現在さらに2社のお客様が参加のご意向を示してくださっていて、ありがたいことにもう2社のお客様にも検討いただいています。
5社様を定員として始めたのですが、半年で倍増の見込みとなりました。


「『看板ドック』をどんどん売るぞ」と気合いを込めて始めた27期が、数か月で「『店舗ドック』をやるぞ」に変化して、売り上げそのものは前年比1.35倍にとどまりました。
前年比3倍の目標から見たら満足のいくものではありませんが、それは数字の上でのこと。
内容は「看板ドック」から「店舗ドック」へと大きく拡大しています。
今期は「店舗ドック」で2倍3倍は当たり前という世界になっていることでしょう。


僕がレガーロを創業したのは28歳のときでした。
28期の今年度はちょうど、生まれてから創業までの年月と、創業してからの年月が同じ長さになります。
つまり、これからは社長として生きている時間のほうが、社長になるまでに生きた時間より長くなっていくのです。


どこまで長くなっていくか、どこまで長くしていくことができるか。
今年度はその挑戦をスタートさせる節目でもあるのです。
お客様との立ち位置がだいぶ揃ってきたなと実感していますし、自己肯定もだいぶ進んできたようにも思います。
時間とは人生に実際的な重みを与えてくれるものですね。
体重はむやみに増やしたくありませんが、人生の重みは自分を信じるよりどころとなります。


「レガーロ」という言葉はイタリア語で「贈り物」を意味します。
商品をお客様へ贈り物として届けたい、そんな思いから会社に「レガーロ」と命名した28歳の青年は、いまも僕の中にいます。
社名を「店舗ドック」に変えようと決心したとき、28歳の僕の目に涙がにじみました。
でも、「レガーロ」はなくなるわけではありません。


「看板で悲しむ人や苦しむ人をゼロにする」というミッションのもとに生まれた「看板ドック」が「店舗ドック」へと拡大したことで、僕からお客様への贈り物も大きくなったのです。
「レガーロは『店舗ドック』を提供する会社です」というお客様へのご説明を「店舗ドック」という社名に込めて、見えないリボンをかけました。
一人でも多くのお客様に贈ることができますように、株式会社店舗ドック一同、精進してまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。


なお、2010年12月より2025年9月まで約15年間連載をつづけた前ブログ「快適創造プロデューサー高倉博のブログ」はアーカイブスとして今後もお読みいただけます。
以下のリンクよりご覧ください。

快適創造プロデューサー高倉博のブログ




最新記事

最新記事

髙倉 博

株式会社店舗ドック代表取締役

1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。

卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。

最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。

しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。

多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。


2025

10

1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31