何をするかより、誰といるか
11月2日、浜離宮朝日ホールで銀座男声合唱団の演奏会を開きます。 550席のホールが、あっという間に満席...
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先日、10年ぶりに体調を崩しました。
咳が止まらず、久しぶりに病院のお世話になりました。
薬を飲めば、咳はいずれ止まります。
しかし、なぜ咳が出たのかが分からなければ、また同じことを繰り返します。
腰もそうでした。
以前はぎっくり腰に悩まされていましたが、原因を突き止めてからは、今年は一度も出ていません。
痛みを抑えることと、痛みが起きない体にすることは、似ているようでまったく違うのだと実感しています。
症状を止めるのは治療です。
原因を突き止め、次を起こさないようにするのが、名医だと私は思います。
私たちの業界は、長い間「対症療法」の世界でした。
壊れたら呼ばれ、直して帰る。
古くなったら交換する。
それが当たり前だと、私自身も思っていました。
ところが、航空機の保全研究では、故障の大半は古さとは関係なく起きることが分かっています。
年数だけで交換を決めるのは、年齢だけを見て診断する医者のようなものです。
まだ使えるものを捨て、本当に危ないものを見逃してしまうかもしれません。
看板ドックでは、建て替えを勧める前に、まず地際の腐食を超音波で診ます。
原因が分かれば、治せるものは治せます。
店舗ドックでは、設備ひとつひとつのカルテをつくり、その先にある「予報」を目指しています。
「この設備は、来年7〜8割の確率で壊れます」と言えるようになれば、壊れる前に手を打てます。
当社の理念は「快適の創造」です。
快適とは、何も起きないことだと思っています。
名医にかかった患者さんは、やがて病院に来なくなります。
私たちの仕事がうまくいくほど、お客様が私たちを急いで呼ぶ場面は減っていく。
それでいいのだと思います。
経営も同じです。
売上が落ちた、人が辞めた、同じミスが続く。
目の前の症状に薬を塗るだけでは、また繰り返します。
本当の原因はどこにあるのか。
まずは自分の会社を、名医の目で診てみる。
私自身、今日もそこから逃げないようにしています。
あなたの会社で、何度も繰り返している「症状」はありませんか。
株式会社店舗ドック代表取締役
1970年、東京都世田谷区生まれ。
大学進学に失敗し簿記の専門学校へ進んだ経験が、「大卒者には負けない」という原動力となる。
卒業後、父親の会社で「自分が脇役の人生になってしまう」と焦りを感じて起業。
創業7年目の34歳で看板用LED事業で成功を掴むが、取引先の倒産などが重なり、36歳で1億円の借金を抱える。
最愛の母の死をきっかけに人生を見つめ直し、コンサルタント長山宏氏との出会いを経て再起。
「不安や不便を見つけ、クリエイティブに解決する」(快適の創造)というミッションを見出し、大手企業向けの看板業務代行に注力して評判を得る。
しかし42歳の時、社内クーデターを機に自暴自棄となり酩酊し、社員旅行の宿泊先の窓から飛び降りるも、標識に衝突し奇跡的に命拾いする。
自分を見つめ直し「看板で悲しむ人をゼロにする」という使命を確信し、「看板ドック」事業に邁進。
多くの顧客に支持され、2025年10月1日には、27年間続いた社名を「株式会社店舗ドック」に変更し、業界の更なる変革を目指している。
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