『総合報道』に掲載されました
- 媒体名:総合報道
- コーナー名:次世代の扉
- 記事タイトル:看板の点検・補修事業を展開 落下・倒壊事故ゼロを目指す
- 掲載年月日:2020年1月5日
掲載内容 ※要約
看板をインフラとして守る。次世代を担うレガーロの「看板ドック」
看板の製作・施工から点検・補修まで一貫体制を持つ株式会社レガーロが、「落下・倒壊事故ゼロ」を目指し、看板の点検・補修事業を本格展開しています。
代表取締役の髙倉 博氏は、看板をインフラとしての側面を持つと捉え、その安全管理の不十分さから公衆に危害が及ぶ可能性を解消するため、点検と補修が不可欠であると考えました。
同社は、超音波非破壊検査機器を用いた独自の看板診断サービス「看板ドック」を2017年1月にスタート。
従来の目視や触診といった感覚的な点検とは異なり、国交省のNETIS登録機器を使用し、数値で劣化の度合いを定量的に評価します。
特に、事故の原因となりやすい地際部の腐食に焦点を当て、腐食による板厚の減少量(減肉)を正確に測定します。
測定結果は「診断カルテ」として提出され、客観的、かつ科学的に安全状態を把握できます。
これにより、必要な部分だけの補修・交換が可能となり、維持管理費の最適化につながります。
レガーロは現在、ファミリーレストランやコンビニエンスストアなど、大手企業を中心に採用を広げています。
髙倉社長は、2003年の痛ましい看板倒壊事故を教訓に、事故を未然に防ぐことが社会的責任と語ります。
今後は、自社の事業エリア外の看板会社へのライセンス供与や、対象をあらゆる種類の看板に拡大することで、業界全体の安全基準の底上げを目指します。