MEDIAメディア掲載

『フジサンケイビジネスアイ』に掲載されました

  • 媒体名:フジサンケイビジネスアイ
  • 記事タイトル:レガーロ、超音波で安全性評価 看板の劣化状況を定量的に点検
  • 掲載年月日:2017年11月16日

掲載内容 ※要約

超音波検査による「看板ドック」で、感覚的な安全評価を革新

看板の製造・販売を手掛ける株式会社レガーロ(東京都世田谷区)は、ポールサインの劣化状況を数値を使って定量的に点検できる新サービス「看板ドック」の提供を始めました。
これまでの看板点検は、目視や触手による感覚的な方法が一般的で、安全に対する評価が曖昧でした。
新サービスは科学的根拠に基づく数値を活用することで、感覚的な点検方法のリスクを解消できるとしています。
腐食などによって看板の倒壊、落下事故が全国で相次ぐ中、同社では協力会社を募り定期点検サービスとして普及を目指します。

新サービスは、国土交通省の新技術情報提供システム(NETIS)に登録された非破壊検査機器を利用します。
ポールサインが倒壊する際のウィークポイントである地際部の腐食、腐食状況を検知し、板厚の減少量(減肉)量を算出します。
この点検結果に基づき、必要な分だけ交換、補修できるため、看板の維持費用が抑えられます。
点検料金は1店舗当たり10万円(税別)からに設定し、2〜3年ごとの定期点検を想定しています。

同社は東洋大学と共同で、国交省などの標識の安全基準をベースに、看板の安全性を地際部の減肉量で評価する新たな基準を作成しました。
基準に照らした点検結果は**「診断カルテ」として提出します。
診断カルテでは、数値に基づき「深刻な腐食状況につき至急詳細点検、補修、交換の必要あり」など、具体的な対策と必要な経過観察が明確に提示されます。
レガーロの髙倉博代表取締役は、「新サービスを通じて看板業界を安全第一の業界に変えたい」と話しています。
今後、来春に袖看板の「看板ドック」を開始するなど、ゆくゆくは突き出し看板や、入口の上に設置される看板などにも広げる考えです。


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