『月刊髙倉』2026年6月号
特定技能停止が外食業に突きつけたもの——店舗は誰が守るのか
梅雨の季節を迎え、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
おかげさまで髙倉博と株式会社店舗ドックは、元気いっぱい日々精進しております。
今月は、外食業界に大きな影響を与えているニュースについて、お伝えしたいと思います。
外食業の特定技能1号、新規受入れが止まった
2026年4月13日以降、外食業分野における特定技能1号の新規受入れが、原則停止となりました。
2019年の制度創設以来、初めてのことです。
人手不足に悩む飲食店にとって、激震と言っていいでしょう。
「外国人スタッフに頼れなくなる」という不安の声を、取引先の皆様からも多くいただいております。
でも少し立ち止まって考えていただきたいのです。
人手不足は、店舗の老朽化も加速させる
人手が足りない時、真っ先に後回しになるのは何でしょうか。
接客・調理・レジ——お客様に直接関わる仕事は、絶対に手を抜けません。
では何が後回しになるか。
店舗の点検・清掃・メンテナンスです。
看板が傷んでいても、気づかない。
設備の異常の予兆があっても、確認できない。
修繕が必要な箇所があっても、手が回らない。
人手が足りない時ほど、店舗は静かに老朽化していきます。
そしてある日突然、大きなトラブルとなって表面化する。
これは29年、現場と向き合ってきた私が、何度も目にしてきた光景です。
腐るか、発酵するか
同じ時間が流れても、手を入れ続けたものだけが美しくなります。
放置すれば劣化する。手を入れ続ければ、資産になる。
店舗も、看板も、同じです。
人手不足だからこそ、メンテナンスをアウトソーシングする時代が来ていると、私は思っています。
接客・調理・販売——本業に集中できる環境を作るために。
店舗の点検・管理・修繕は、私たちに任せていただく。
それが店舗ドックの存在意義です。
店舗ドック、次のステージへ
おかげさまで店舗ドックは今、大きな節目を迎えております。
大手外食チェーンとのPOC(実証実験)が決定いたしました。
詳細はまだお伝えできませんが、これまでお客様方にご支援いただいてきた看板ドックの8年が、確実に次のステージへと繋がっています。
特定技能停止という逆風の中だからこそ、店舗ドックの価値をより多くの方にお届けできると確信しております。
引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
株式会社店舗ドック
代表取締役 髙倉 博